Published: 令和3年12月15日
Updated: 令和4年5月27日
Category: Business Trends , Cloud , IT & Tech

SASE とは?クラウド時代の新しいネットワークセキュリティモデルを解説

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あなたの企業では事業拡大のために、​​DX(デジタルトランスフォーメーション)の推進は進んでいますか?テレワークやクラウドサービスの導入が進み、企業は従来型のネットワークセキュリティを見直す必要に迫られています。

この記事では、ネットワークセキュリティで注目されるキーワード「SASE」のメリットと、導入する前に知っておくべき注意点をわかりやすくご紹介します。

新しい仕組みに乗り遅れないよう、ぜひ今すぐチェックしてみましょう。

 

SASEとは?

SASE(サシー)は、英語の「Secure Access Service Edge」の略で、2019 年にアメリカのガートナー社が提唱した新しいネットワークセキュリティモデルです。

従来の企業は「境界防御モデル」社内・社外の境界を不正アクセスをブロックするファイアウォールで区切ることで、外部の攻撃から守り、情報流出を防いできました。

[サーバーに蓄えられた情報資産←データセンター]←社内|ファイアウォール|社外

一方で、SASEは社内のデータセンターを経由する従来のかたちと異なり、クラウド上にネットワークとセキュリティを管理するための機能を設けます。そのため、社内・社外かかわらず、SASEを経由して、データセンター内の情報へアクセスできるようになります。

別々に提供されていた機能を統合して、クラウドの利用を前提とした考え方がSASEです。

ネットワーク機能+セキュリティ機能=SASE(トータルサポート、社内・社外からでもアクセス可能)

 

SASE がいま必要とされるのはなぜ?

SASE が必要になっている背景には、企業の IT 環境の変化があります。

・テレワークやハイブリッドワークの導入が急激に進んだ
・クラウドサービスの利用増加により社外からのアクセス急増

国が進める働き方改革や DX 推進に加え、新型コロナウイルス感染症対策で社内の場所に限られないハイブリッドワークが新しい常識となり、企業のクラウドサービスの導入が普及しました。

従来の境界防御モデルでは、社外からのアクセスは VPN を経由に限られてきましたが、テレワークの導入により、社外からの VPN 利用のアクセスが急増。通信速度の遅延や VPN の接続待ちなどが問題となってきました。

企業のクラウドサービスの利用が増え、社外からアクセスする機会が増えた今、従来型では解決しきれない課題を、新たなネットワークとセキュリティによって自社の情報資産を守る対策が求められています。この状況を解決する概念としてSASE への移行が注目されているのです。

 

SASEは複数のソリューションで構成

・ネットワークの機能:

- SD-WAN(Software-defined Wide Area Network)
- MPLS/VPN
- インターネット

・セキュリティ機能:

- SWG(Secure Web Gateway)
- CASB(Cloud Access Security Broker)
- FWaaS(Firewall-as-a-Service)
- ZTNA(Zero Trust Network Access)
- 認証
- 分離・無害化

 

SASE を採用する3つのメリット

既存のシステムに新たなセキュリティや利便性を向上のためのシステムやサービスを追加すると管理も複雑化してしまいます。

SASE を採用すると、データをクラウド上に保存して社内・社外からアクセス可能になり、複数の拠点を結んで一元的に管理ができ、リモートの従業員も効率的に利用可能になります。同時に、セキュリティ向上、トラフィックの監視を低コストで実現します。

SASE を採用する3大メリット
・一元的に運用管理が可能
・業務効率アップ
・管理コスト削減

昨今では、情報漏えいによる企業の信頼性が下がることは危機的であり、情報セキュリティの対策は待った無しと言えます。

SASE の導入により、DX の実現、場所・時間の制約を受けない柔軟な働き方であるフレキシブルなワークスタイルの導入が加速します。企業競争力の強化や新市場の創出、結果的に企業価値の向上につながります。

 

SASE に移行する際の 2 つの注意点

メリットの多い SASE ですが、知っておくべき点もあります。

・SASEに簡単に移行できる 1 つのクラウドサービスはありません。自社の状況や必要条件に応じて、組み合わせたりシステム構成を考える必要があります。

・既存のシステムのアーキテクチャを一気に切り替えるわけにはいかないため、入念な移行計画が必須です。

 

まとめ

さらなる働き方改革や DX 推進が不可欠な日本の企業に、次世代型のセキュリティモデルである SASE の注目が高まっています。クラウド時代のネットワークやセキュリティ環境に、SASE は新しいコンセプトです。

SASE を利用することで、企業はセキュリティ管理の一元化、運用効率の向上、管理コストの削減を実現するメリットがあります。ひいては企業価値の向上につながります。

まずは、自社のネットワークやセキュリティ環境に求められる要件を明確にすることから始めましょう。

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